私の歩く道 ~時短生活〜

自分らしく生きていこう。強く美しい(顔が美人ということではないです)に憧れ、目指しています。仕事、育児、家事、毎日何かと慌しく過ごしています。自分にかける時間もゆっくり料理してる時間も全然足りないけど、出来る範囲で頑張ってます。管理栄養士の知識を生かして食べ物のことや、普段の生活の中で実践している時短テク、子育てのこと、仕事のことなど色々書いてみたいと思います。一度きりの人生後悔なく生きたいですよね!

子供の争いが起こった時の対応方法について 介入し過ぎは悪循環を生む

歳の近い兄弟ってものを取り合いませんか?

我が家の兄弟は2歳差です。
お兄ちゃん4歳、妹もうすぐ2歳。

毎日のように何かを取り合っています。

おもちゃだって、絵本だって、何個もあるのに一人が何かで遊んでいたりすると
それが欲しくなるようで、しょっちゅう取り合っています。

一人が子供用の椅子に座ると、もう一人も同じ椅子に座ろうとしたり、
お手拭きを渡せばそっちがいいと言い出したり。

なんでこんなにも一緒がいいんだ"(-""-)"って思うくらい
1つのものを取り合います。

下の子が1歳半過ぎ頃から、何かと争いが増え
どんどん激化してきました。

争いが起こった時の対処法ってどうしたらよいか悩みませんか。
私は悩みました。

そんなむーさんの実体験を書いてみようと思います。


- 鬼の形相プンプンママ すべてに口を出し 取り合いがどんどん激化する悪循環

物の取り合いが起こると、まだ小さいし子供だけで解決するのは無理って思い
ほぼすべての争いに口を出していました。

「何したの?」
「何取り合ってるの?」
「返しなさい」
「ケンカしないの」
「ケンカするならおもちゃ取るよ!」
って鬼の形相でと口出しまくりでした。

言葉があまり理解でいない下の子より、ちゃんと理解できる上の子にばかりきつい言い方をしてしまい、
こうしなさい、ああしなさい、と私の考えや行動を押し付けていました。

取り合いで子供同士が叩きあった時も、下の子から叩いたのに
怒られるのはいつも上の子。
だって力が強いからね、下の子叩かれたら泣いちゃうからね。

なんて理不尽なんでしょう。
きっと上の子は、「どうして自分だ怒られるのだろう」と不満に満ち溢れていたと思います。

そんなことにも気が付かず、
全ての争いに介入することが正解だ!と思い込みの激しい私は、
あーだこーだ口を出す日々。

上の子は不満が募っていたんでしょうね。
ますます下の子のおもちゃを取り上げたり、たたいたりするようになってしまいました。
何か私が言うと、泣いたり、怒ったり不安定の極み状態でした。

しかし私はそんな息子の心に寄り添うこともせず、
何で分かってくれないのだろうと毎日イライラしながら怒り続けてしまっていました。

まさに悪循環!!

あぁ可哀そうだよ。
上の子可哀そうだよ。
自分ばっかり怒られて。


むーさん本に出合う
そんな時に全然別のきっかけですが、子供の考える力を伸ばすにはどうしたらよいのかなって思い
一冊の本をかいました。

「考える力の育て方」という本です。

それ読んでいたら、なんか私のしていること
考える力をもぎ取ることばかり。

ああしなさい、こおしなさいと指示ばかりはよろしくないとのこと、
本にがっつり書かれているではありませんか。
答えを大人が教えてしまうと、子供は自分で考えなくなると。

私の指示は答えなのか、はなはだ疑問ではありますが(きっと怒っているだけで答えではない)
指示ばかり出してはいけないのだ。と気が付きました。


子供自身に考えさせることの大切さを知り、
その日の夜からさぁ実践開始だ!と意気込んでお家に帰りました。

そんなママの意気込みを知ってか(知らないよね)、その夜も争い勃発です。

またおもちゃを取り合って、上の子が下の子を叩いてしまいました。
ことの発端は下の子が上の子のおもちゃを取ろうとしてしまったのですが、
叩かれた下の子は泣いてしまいました。

いつもなら
「叩かないの!!」って速攻口出しをするところですが、
ここはぐぐっと飲み込んで。。。

むーさん「〇〇(下の子)泣いちゃったよ。叩いてよかったのかな?」
上の子「だめ。」
むーさん「じゃあどうすればよかった?」
上の子「〇〇ちゃんごめんね。おもちゃかして」

すっすごい!
自分から良くない行動をしたと悟り下の子に誤ったではありませんか!

これ盛ってませんよ。実話です。ほんとにそんな感じでした。

毎日きーきー言いながら、
上の子の行動を監視してすぐに怖い声で注意していたのに、
普通に話しかけて解決できちゃったんです。

私は思いました。
鬼の形相さようなら~

毎日こんなうまくはいきませんが、ただ怒るよりは100倍マシです。

怒ると自分も疲れるし、理由も言わずに怒られている子供も不満がたまってしまいます。
子供には子供なりに言い分があったりもするので
ちゃんと聞いてあげたり、すぐに口出しをせずに様子を見てみたり、
ちょっと自分の行動を変えて子供自身に考えさせたりする余裕を作るようにしました。

その本には、”1分待て”と書いてありました。
子供が考える時間を作れと。
せっかちだから1分も待てませんがなるべくすぐに口を出さないようにしみています。

この行動のおかげかどうかはわかりませんが、
上の子は前よりも安定しています。
下の子を叩いたり、おもちゃを取ったりするのはかなり減りました。

子供には子供の考え、タイミングがあります。
子供の時間、子供にしか分からない物の味方や世界観があります。
なんでも親の考えを押し付けてはいけないのです。
子供自身で考えさせることって本当に大切です。

子供と一緒に親も成長しなくちゃですね。

むーさんまだまだ成長が必要ですが、ちょっとだけ大人になれた気がしています。