食べ物の好き嫌いが激しすぎる子供 とても悩んだむーさんママの実体験
子供お昼寝中、かつ、旦那さんは外出中で
一人のコーヒータイムを楽しんでいるむーさんママです。
1歳過ぎてからの子供の食べ物の好き嫌い、
すごくないですか?
離乳食初期、スプーン一口の食べ物を食べてもらうために一生懸命すり鉢ですりすりしながら、愛情込めてお口に運んで、食べてくれると嬉しい~ってなっていたあの時。
中期、後期と色々な食べ物を食べられるようになって、初めて食べさせるものにアレルギーが出たらどうしようとちょっとドキドキしながら食べさせていたあの時。
そしていよいよ離乳食完了期。
薄味にしてちょっと細かく刻んであげれば
大人と同じようなメニューが食べれれるようになる時期がやってきて、今まで別で子供の分を作っていたので、ようやく料理の手間がからなくなると
ほっとしていたら…。
子供の好き嫌いに、悩んだり、悲しんだり、怒ったり、翻弄された私の実体験をご紹介します。
ほとんどの料理を食べなくなる 激しすぎる好き嫌い
子供が1歳過ぎて、順調に離乳食完了期に入った時期のことです。
突如、この間まで食べていた食材を嫌がりだして食べなくなりました。
えっ何で??
何で食べないの??
謎でした。
先週も同じようなメニューを出していたのに、
その時はちゃんともぐもぐ食べていたのに。
食べさせようとしても、顔を横に向けて、口を開けません。
離乳食期に野菜も魚も肉も、何でも食べていた我が子。
好き嫌いがなくて良かったと安心していました。
しかし、突然猛烈な好き嫌いが出始めました。
日に日に好き嫌いが激しくなり
家では今まで食べていたほとんどの食材を食べなくなりました。
楽しかったはずの夕食は憂鬱な時間へと変わっていきました。
ちゃんとバランスの摂れた食事を食べてもらいっていう思いとは裏腹に、食べてくれる料理の数はどんどん減っていきました。
2歳過ぎで好き嫌いがピークに達した頃、
家で食べていたのは、
トマト、白飯、納豆。
たったこれだけでした。
あの手この手で食べさせようと必死に
とにかく食べてもらいたかったので、平日は仕事で料理にあまり時間が取れないけど
色々と工夫をしてみました。
①アンパンマンの顔のプレートを買う
1~2歳の子供ってアンパンマン大好きですよね。
我が子もアンパンマン大好きで、身の回りのものや洋服など
アンパンマンだらけでした。
芸能人のブログで、アンパンマンのプレートにご飯を盛り付けてある写真を見て、
これだ!とひらめきました。
だって洋服、靴、おもちゃ、スパウト、絵本…アンパンマンで身の回りのものを
固めているんです。
そんなに大好きなのら、アンパンマンのプレートにご飯が盛り付けてあれば
テンション上がちゃって、その勢いで食べてくれるはずです。
意気揚々と楽天市場でアンパンマンの顔型プレートを買いました。
早速盛り付けてだしたところ、喜んでくれ、いつもより食べてくれました!
やったー大成功です。
…始めの3日間くらいね。
そのうち、アンパンマンの顔型プレートも見慣れてきて、新鮮味がなくなり、
遂にはほっぺや口の部分が取り外し可能になっているものだから、
食べたくないパーツは顔から取り外し、テーブルの端に置いたりして、
いつもの感じに戻ってしまいました。
たまーに使うと効果的です。
でも毎日使うとあまり効果ありません。
②揚げ物攻め、手の込んだ料理を作る
子供って揚げ物好きじゃないですか。
フライドポテトとか、手作りコロッケとか。
好き嫌い中期くらいまでは、揚げ物にすれば食べてくれたので、
子供の分だけ魚のフライやコロッケなど作っていました。
仕事から帰ってきて、めっちゃバタつきながら、
子供一人分なら10分もあればつくれるので
ぱぱっと作って出来立て熱々の美味しい揚げ物を3日に1回くらい作ってました。
油の処理が面倒なので、小さいフライパン1㎝くらい油を入れて揚げていました。
好き嫌いが始まって、焼き魚を食べなくなってからは
魚のフライやコロッケなど頑張って作り、何とか食べてくれました。
時間がある土日には、彩りが良いものや、煮込み料理など
手のかかるものを作りました。
肉も嫌がるようになっており、
その理由がしっかり噛むのが嫌な様子だったので、
ビーフシチューなど煮込んで柔らかくできる肉料理を作ったりしました。
そんなこんなで、手間のかかる料理にも取り組み、何とか食べさせていました。
しかし、これが効いたのは好き嫌い中期まで。
2歳近くの好き嫌い後期(一番好き嫌いが激しかった時期)は、揚げ物も手の込んだ料理も食べてくれなくなりました。
時間がない中で、一生懸命手間をかけて作った料理を食べてくれず、
相当イライラしました。
食べない我が子に
「ちゃんと食べて!」
と怒って食べさせようとしました。
手間をかければかけるほど食べてくれなかった時のがっかり感がすごくて、
子供が期待に応えてくれないと、本当に残念な気持ちになりました。
③とびっきりの笑顔で食べさせる
保育園に通っていたので、先生に家では全くご飯を食べてくれないと
悩みを相談したところ、園ではそこそこ食べているとのこと。
えっ何で家で食べないのに保育園では食べるの??
私のご飯美味しくないのかな。
ちょっとショックではありましたが、
とりあえず1日のうち、どこか1食でもそれなりに食べているのが分かり
安心しました。
先生は、
「大勢で楽しく、ご飯も一緒のものを食べるのが良いのかもしれない。」と
言っていたので、家でも子供と大人のご飯を同じものにして
できるだけ楽しい雰囲気で食べるようにしました。
それまでは、子供がぎりぎり食べるものを何とか食べさせようと、子供と大人は別の料理にしたり、
食べてーと必死になるがあまり、すごい形相で食べさせようとしていたり。
楽しく食べるなんてことは考えていませでした。
子供が嫌がった料理を私が大げさに美味しそうに食べてみたりして、
「美味しい!!〇〇(子供の名前)も食べよ♪(とびっきりの笑顔)」
てな感じでやってみました。
そうるすと、食べてくれたりもしました。
たくさんではないけど、一口かじってみたり。
食べれられたら、これまた大げさに
「すごいね!食べれたね(とびっきりの笑顔)」
と褒めました。
確かにそこそこ食べてくれるのですが、疲れます。
仕事に育児に家事に、朝からフル回転で動いていて、
夕ご飯の時までこんなアゲアゲのテンションを維持して食事を食べきらねばならない。特にぐったり疲れたひには、この方法は拷問のようでした。
疲れてしまい、2週間くらいで辞めました。
極端な笑顔やアゲアゲなテンションて子供のとってもきっと不自然だったと思います。
ある日突然食べだした あの好き嫌いはどこへ!?
これまた不思議なんですが、2歳半頃、今まで嫌がって食べなかったものを急にしらっと普通に食べるようになりました。
トマト、白飯、納豆しか食べず、もはや何を食べて生きているのでしょうって感じで心配していた我が子が突然、また食べだしたのです。
特にこれというきっかけや大きな変化はなく、
気が付いたら野菜も魚も肉も食べてくれるようになりました。
食経験を積んでいくうちに、食べることへの興味が出てきたのかな。
味覚が発達し、色々なものがおいしく感じるようになったのかな。
ママの努力が通じて、食べなきゃって気持ちになったのかな。
理由はわかりませんが、
あんなに悩んでいたのは何だったのかというくいら
普通に食べてくれるようになりました。
食べてくれず悩んでいた時期、保育園の先生は、
よくあることって感じで
「そういう時期が来たのね。でも大丈夫。
そのうちまだ食べるの!?っていうほど食べてくれる時がくるから。」
て言っていました。
その時はそんな時期、うちの子には来ないかもって思っていましたが、激しい好き嫌いは一時的(といっても1年近くも)なものだったようです。
保育のプロはたくさんの子供、お母さんと接しているから偏食で悩んでいる人をたくさんみているんでしょうね。
同じクラスのママも、自分の子供が偏食で食べてくれないと同じ悩みを持っていました。
どうやらみんな通る道のようです。
その真っただ中にいるときは、思うように食べてくれず、一生懸命作った料理も毎日無駄になり、ストレスが溜まってしまいますよね。
食べてほしいあまり、子供に強く当たったり、怒ってしまったり。
怒っても、ママが一人で頑張ってみても、結局食べてくれない時期ってほんと食べないんです。
もうその時期を過ぎるのを待つしかないみたいです。
かと言って好き勝手に食べさせて言い訳ではないのですが、頑張りすぎないことです。
好き嫌い後期(何も食べない時期)は、もう何をやっても食べてくれないので食べさせようと必死になることに疲れて、無理に食べさせるのはやめました。
作ったご飯が無駄になるのは悲しかったし、
栄養のバランスが崩れるのが心配でしたが、
怒ったり、イライラしながら食事する方が良くないと割り切りました。
大きく構えていたら、そのうち食べるようになりました。
子供の成長をゆっくり待つしかないのです。
現在下の子は、好き嫌い真っただ中です。
上の子同様、一時は本当に何も食べず、むしろ上の子よりもひどくて
牛乳しか飲まない時期もありました。
そんな子も、最近少しずつ食べるようになりかけています。
焦らず、じっくり、子供の成長を待ちましょう^^